アクアクララは製造過程の動画公開をやめたらいいのに
先日の記事で、アクアクララみやぎ生協の動画が「わかりやすくてよかった」と書いたついでに、アクアクララ本部でつくった動画も見てみたのですが、そのあと、微妙な気持ちが沸き起こってしまいました。
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先日の記事:生協にアクアクララのサーバーがあったので試飲してみた
アクアクララみやぎ生協の動画も、アクアクララの本部でつくった動画も、どちらもボトルの洗浄シーンがあって、衛生面に細心の注意を払っていることが強調されていたんですが、逆にそれを見て私が思ったことは、「そうか、回収型ボトルって、他人が使ったボトルの使いまわしなんだなー」ということで、ネガティブな印象が逆に強くインプットされてしまったんです。
私の周りでウォーターサーバーを利用している法人さん(主に仕事先ですが)は、ほぼ100%アクアクララですし、街でも配達の車をよく見かけるし、個人的には親しみがあって好印象のイメージだったんですけど、動画を見たあとは、「そうか、よく考えたら、そういうことだよね」と気付かされてしまい、なんとなくイメージダウンしました。
開始当初や少し前までは、それが売りだったのかもしれませんが、今は使い捨てボトルを宅配便で送るだけで回収はしない一方通行(ワンウェイ)の業者さんのほうが多数派になりつつあるようですし、それは市販のミネラルウォーターを大きなボトルで送ってくるのと同じ感じなので、違和感なく受け入れられている現状に対して、使いまわしのボトルであることが妙に強調されてしまう動画ってどうなんだろう。
また、ワンウェイ業者さんの宅配水は各地の銘水と呼ばれる天然水なので、これまたそっちのほうが、なんとなくナチュラルな感じがするわけで、アクアクララ動画の「まろやかな味にするためカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムの4種類のミネラル成分を配合」みたいな説明には、化学的な精製のイメージがあるため、そこに抵抗を感じる方も多いかも。
アクラクララはかつては業界のガリバー的な存在だったたけに、後発の事業者さんにいろんなところを逆手に取られちゃっているんだと思いますが、私のような素人が見ても、なんか、宣伝がへたくそだなーと思ってしまいます。宣伝というよりも、ネット戦略というか、インターネット上の見せ方というか、そういうところかもしれません。